極楽小道具店について


お店の概要

極楽小道具店は人間界と妖街の境に店を構えています。お店はパッと見、レトロでアンティークな外観です。

人間が迷い込んだら「こんなお店あったっけかな?」と少し疑問に思うくらいで、見た目的にはそこまでおかしいところはありません。しかし2つの世界の境へ迷い込んだ人間はなぜかフラフラとお店の中へ入ってしまいます。
妖怪たちはこのお店をよく知っていて、何か困っていることがあったり、叶えたい願いがあったりすると不思議なアイテムの力を頼りにお店を訪れます。時々おしゃべりをしてお茶を飲むためだけに遊びに来るものもいます。店主もそれを喜んでいて、だいたいお茶菓子を用意してあります。
店の内装は、至る棚に試験管が並べられていたり、謎の小瓶が陳列してあったり、鉱石が並べられていたり、大小様々なランタンやランプが光っていたりとなんとも怪しげな雰囲気です。
試験管や小瓶の中にはどれも謎の液体や物体が入っていて、どうやら全て商品のようです。
基本的に買い物をする際はまず店主と話をして、会話の中で悩みごとや自分でもわからなかった隠された願いを聞き出して店主がアイテムをおすすめするというスタイルです。店内に願いが叶えられそうなアイテムがなかったり、己の力だけで叶えられそうな場合はアイテムをおすすめしないこともあります。諦めて一緒にお店でお茶をしましょう。また別の機会に遊びに来てください。時々扱いがめんどうな珍アイテムをおすすめするときもあります。笑ってあげてください。

アイテムについて

極楽小道具店に並べられているアイテムは全てに不思議な力が込められています。

それは妖力・加護や守護の力・属性付与・特殊能力などです。
【妖力】
妖怪たちの力の源です。妖怪たちは妖力を使って活動するのはもちろん、化けたり消えたりすごい怪力を出したりしています。種族や体質によって身体に溜められる妖力の量が様々なのでアイテムで補助したりします。別項でより詳しく説明します。
【加護や守護の力】
神や超自然的な存在による加護や守護を授けられます。防御面が主に強化され、例えば炎の神の加護の場合、炎系の攻撃が一切効かなくなったり、暑い場所が苦手な種族がものすごく暑い地区でも生活できるようになります。
【属性付与】
加護や守護より少し弱いですが、特定の属性に少し強くなります。上記の例だと、生活は無理でも宿泊観光程度なら出来るようになります。水属性付与だと30分程度なら水の中で呼吸ができるようになります。鋼属性は重いものが持ち上げられたりパンチがとても強くなったりします。
【特殊能力】
アイテムによっては、予知能力・飛行能力・水中でずっと呼吸出来る能力などの特殊能力を得ることができます。能力発動中にそのアイテムを手放さないようにしましょう。
他にも防御力がアップしたり、勝負運・幸運がアップしたりと効果が軽めのアイテムもあります。気休めに持ってみてください。
またアイテムによっては逸話もあったりします。気になったら店主に尋ねてみましょう。

店主について

極楽小道具店の店主は狐面を被った妖狐です。常に書生のような服装をし、お客様の来店を待っています。

話し方はとてもラフで、どんなに強そうな妖怪が来てもその口調を崩しません。そのラフさを気に入ってよく遊びに来るお客様もいるようです。
相手の深層心理を探ることが好きなようで、フラッと迷い込んだ人間や妖怪の来客の願いや希望を会話をしながら探り当てて不思議なアイテムをおすすめします。
どうやら別に儲けたくて小道具店の商売をしているわけではないらしく、来客にお茶菓子の大盤振る舞いをしたり、タダ同然の額でアイテムを渡したり、突然フラッといなくなり数ヶ月店を空けることもあります。帰ってきた時には大量のアイテムを抱えてたりします。
いつかは人間界にも店舗を持ちたいともらしています。
↓以下は裏設定というか、製作者個人の創作が強いので、読まなくても大丈夫です。興味のある方だけ是非…
  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

店主の名はコハク。

元は人間で、アイテムの1つであった狐面を被って妖狐になったと言われている。
時折完全に人間の姿になって、人間界へ買い出しに行ったり、行商を行ったりしている。
何人か同じような元人間の妖狐仲間がいるらしく、時々仲間が店番をしていたり行商をしていたりお茶をしたりしている。
死んでしまった人間を生き返らせるアイテムを見つけるため世界各地を冒険しアイテムを集め、収集の結果必要のないアイテムを小道具店にて必要な者に売っているという噂がある。